キース・ヘリング展を観てきた
キース・ヘリングの作品は、八ヶ岳山麓の「中村キース・ヘリング美術館」で何度も観たことがある。今回はその中村キース・ヘリング美術館の協力による展示会だ。
観たことがある作品も多かったが、初見の作品もあった。観覧後の感想は「行ってヨカッタ」だ。
作品として印象に残ったもの
- ニューヨーク地下鉄構内に書かれた一連の作品
- 壁一面を埋める巨大作品
- アフリカ美術の影響を受けた作品
展示の仕方が印象に残ったもの
- 80年代初頭、キース・ヘリングは、あるニューヨークのクラブに頻繁に通っていたそうだ。そのクラブでかかっていた曲を展示会の会場でも流していた。
当時の空気感が伝わる展示方法だと思う - 連作を、意図的に傾けて展示している部屋があった。キース・ヘリング自身は、水平・垂直に観てもらうことを前提にしていたのだろう。でも、彼の生き方から想像するに、こういう展示も「面白い」と言ってくれそうだ。
その他感想
- 展示品はほぼ撮影OKだが、最後のコーナーだけは撮影NGだった。そのコーナーはぴあ社が持っている作品を展示しているコーナーだ。他の展示はすべて撮影OKなのに、そのコーナーだけNG。ちっちゃいな、ぴあ…
- 音声ガイドがスマホアプリ化されていて、会場を出た後でも聴くことが出来る
- 日本語を知らない外国人(=キース・ヘリング)が日本の文字を見るとどう見えるのかが分かった