雨の日ブログ

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展示の仕方も印象に残ったキース・ヘリング展

キース・ヘリング展を観てきた

kh2023-25.exhibit.jp

キース・ヘリングの作品は、八ヶ岳山麓の「中村キース・ヘリング美術館」で何度も観たことがある。今回はその中村キース・ヘリング美術館の協力による展示会だ。

観たことがある作品も多かったが、初見の作品もあった。観覧後の感想は「行ってヨカッタ」だ。

作品として印象に残ったもの

  • ニューヨーク地下鉄構内に書かれた一連の作品
  • 壁一面を埋める巨大作品
  • アフリカ美術の影響を受けた作品

展示の仕方が印象に残ったもの

  • 80年代初頭、キース・ヘリングは、あるニューヨークのクラブに頻繁に通っていたそうだ。そのクラブでかかっていた曲を展示会の会場でも流していた。
    当時の空気感が伝わる展示方法だと思う
  • 連作を、意図的に傾けて展示している部屋があった。キース・ヘリング自身は、水平・垂直に観てもらうことを前提にしていたのだろう。でも、彼の生き方から想像するに、こういう展示も「面白い」と言ってくれそうだ。

連作を展示

その他感想

  • 展示品はほぼ撮影OKだが、最後のコーナーだけは撮影NGだった。そのコーナーはぴあ社が持っている作品を展示しているコーナーだ。他の展示はすべて撮影OKなのに、そのコーナーだけNG。ちっちゃいな、ぴあ…
  • 音声ガイドがスマホアプリ化されていて、会場を出た後でも聴くことが出来る
  • 日本語を知らない外国人(=キース・ヘリング)が日本の文字を見るとどう見えるのかが分かった

日本の文字が、外国人にはどう見えるのか