キャッシュレス決済の比率が上昇してきたそうだ。
キャッシュレス化の利点は、現金を使うことで生じる社会的なコストの削減であり「現金輸送やレジ締めなど現金を取り扱うコストは年1兆6000億円」にものぼるそうだ。
政府の目標は「2025年までにキャッシュレス比率4割」なので、達成できそうな感じ。でも、社会的コストの削減は進まないと思う。
なぜなら「完全キャッシュレス」の店でない限り、現金取扱は発生するわけだから。
一人でも現金支払いを受け付けてしまうと、現金取扱コストは発生するのだ。
だから、店舗毎にキャッシュレス比率が4割になっても社会的コストは期待したほど減らないだろう。
目指すべきは「完全キャッシュレスの店」を増やすことだ。